Georgejjod’s diary

のんびりと叩き上げ管理職の日常

【本の処方箋】風になれ

<一瞬の風になれ 第1部  イチニツイテ>
佐藤多佳子


昔中高のころ、運動神経がよかったけど成績はいまいちの50台前後の方がいいかもしれません。

中学ではサッカー部でいまいち、高校デビューの陸上短距離選手の高校生の話。

走るという単純な行為に目覚めていく過程を描いています。

 

熱血でもなく、ある意味、ごくごく普通の部活の話。
でも、だから読んでいて、その時代に戻れます。

 

経済の本、古典じゃなくて、青臭いストーリーを読むのも気分転換に持って来いです。

 

 

 


<一瞬の風になれ 第2部 ヨウイ>
佐藤多佳子

50台前後の次男坊がいいかも。
サッカーのユース代表エースの兄と高校でサッカーをやめて陸上短距離選手となった弟。


ちょっとブラコンだけど、なんとなくわかる兄と弟の関係。

アスリートとして高みを目指す主人公、それに引っ張られる幼馴染の天才アスリート。

 

そして、兄の。。。

 

 

 

 

重大転機
もう読むの止まらない。

 

 

 


<一瞬の風になれ 第3部 ドン >
佐藤多佳子


やはり推薦読者層は50台、昭和30年代じゃないでしょうか。


兄弟愛、そして、高校最後の大会。少し恋愛あり。
陸上競技の面白さもあり。一気にゴール。

 

 

あ、コミック化もされていました。

こちらは読んでいないので、結末が同じかわかりません。。。