Georgejjod’s diary

のんびりと叩き上げ管理職の日常

かっこいい

「物事が起きるには、絶対に何か原因があるはず、自分の思い通りにことが進まないなら、その原因を察知して解決の糸口を見つけ出せばいい」

この本の最初に線を引いた彼のことば。

「察知力」

 

 中村俊輔さん本の一文。

スポーツは好きですし、サッカーも好きでが、特別に横浜F・マリノスが好き

とか、中村俊輔さんのファンってわけでもありませんでした。

しかし、この本を読んで、中村俊輔という人間のファンになりました。
というか、勝手に仲間だと思っています。
この本で語られる彼の考え方、生き方に共感し、力をもらいました。

彼は、どちらかというと器用な人間ではないと思います。
不器用で、強情で、ある意味、天賦の才があったわけでもないかもしれない。
彼は、考え、努力し、変化することで自らを磨き上げたのだと私は思います。

彼が持っていた才能は、悩み考えることだったのだと思います。
彼は、この才能を自らの力で「察知力」という唯一無二の力に磨き上げたのだと思います。

私は、会社では、頭の回転が速いと思われています。
しかし、それは、ただ、私がいつも考えていた/悩んでいたからであって、人より多く考えていたから、ケースバイケースの答えをたくさんもっているからこそできたことです。

優柔不断、自信がない、不安などの結果として、いつも考えていた。
でも、それが、結果として、私の今の強さになっている。

私も弱さから生まれた行動が強みへ変化した人間です。

中村俊輔さんもそうだと私は思います。

彼に弱さがなかったら今の彼はなかったと私は思います。

中村俊輔さんは、かっこいい人です。